鼻を科学する!数字で見る、美しい鼻

  • 鼻整形について
  • 2022/03/19

 

 

過去の歴史をたどると
美しいとされる鼻の形は、時代とともに移り変わってきました

 

 

鷲鼻が気品があって知的であると好まれた時代もあれば、
上向きで尖った鼻先が良しとされた時代のすぐ後に
太い鼻筋と鼻先のブームが起きています

 

綺麗な鼻をつくるには、
その時代で美しいとされる鼻の特徴を知っておくことが大事です
という事で、今回は現代の論文から抜粋して
今理想的な鼻を具体的なパラメーター(数字)をみながら解説していこうと思います

 

 

①nasofrontal angle

横からみた時、目と目の間の最も低い点をsellion(セリオン)といい
「ここから鼻がはじまりますよー」
という目安の点になります

 

 

なので、セリオンの位置は鼻の長さに影響
アジア人では、瞳孔中心の高さにあるのが平均的であるとされています

そして、nasofrontal angleとは
セリオンを中心として鼻筋と額によってできる角度の事で
115度〜135度が理想的と言われています

 

 

これが大きくなりすぎると、おでこと鼻が繋がった
いわゆるアバター鼻になるので、注意が必要です

 

 

②nasofacial angle

こちらも横顔の話で
フランクフルト平面(眼窩最下点と外耳孔上端を結ぶ平面)に対する垂線と鼻背のラインによってできる角度のことを
nasofacial angleとよびます

これは鼻の高さに影響し、およそ36度が理想的です
鼻を高くみせるには、鼻根部は低く鼻先は高くするのがポイントということです

 

 

③tip projection

鼻の最尖端をtip(ティップ)といいます
Crumleyが示した下図の三角形において、
それぞれの辺が3:4:5となるのが望ましいです
(この三角形は、ナジオンと鼻翼基部に対する垂直接線、そこからティップへの垂線、最後にナジオンとティップを結んでできる三角形)

横顔の写真を撮って実際に測ることで
鼻先をどこに持ってくるとよいかを知る参考にできます

 

 

④nasolabial angle

日本語で鼻唇角。鼻と口元の位置関係によって大きく影響を受けます。

文献によって85〜110°と幅があります
実際はtipと唇の位置や向きによって、理想的な角度が決まってくるといえます
男性より女性の方が大きくなっています

 

 

⑤aesthetic line

正面からみた時に、眉の中間から鼻先にかけて続く緩やかなカーブを
エステティックラインとよびます

このラインが変にガタついたり、凹凸したりする事なく
(上の図では、わかりやすくあえてカクカクしてますが)
出るとこは出て、引っ込むところは引っ込む
スムーズな曲線を描くことが、綺麗な鼻筋の条件です

 

 

この図をよくみると、鼻先の先端、いわゆるtipでは逆に膨らんでいますね
(鼻尖形成でここを細くしすぎてしまうと人工感が出ます)
また、鼻骨でできる外側のエステティックラインも大事です
鼻の見え方は、複雑な3次元構造なのでとても奥が深いんですね

 

 

という事で、今回は“美しい鼻”に関して科学的なお話をしてきました
鼻整形は、もちろん術者のセンスや感覚もあるんですが
それ以上に実は、きちんと理論に基づいて行っていますというお話でした

 

 

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